沖縄島野菜のウンチク
シブイ 和名・冬瓜・ウリ科
熱帯アジア原産の一年生のつる性植物で、雌雄同株で黄色い花が咲きます。
大きな果実が実ります。夏の野菜なのに「冬瓜」と言うわけは、
夏に収穫しても冬まで保存が出来ることから付いた名前だそうです。
種にはサポニンや脂肪油、果実には水分が多く、炭水化物やビタミンC
などを含む。ローカロリー食として知られている。
薬効として、ムクミには種や果皮を乾燥させて煎じて服用すると良く、
腎臓に果実を薄味で食すると良いようです。
沖縄本島ではシブイ・宮古ではスープ・石垣ではスブル・与論ではツブイ
「沖縄野菜の本」西大八重子著 より