沖縄島野菜のウンチク
モーウイ・白瓜/越瓜・・石垣ではマウーリィ・奄美ではマウリ
アメリカ原産とも東南アジア原産とも言われているが、アジア地域で古くから生産されている。
日本へは2千年以上のはるか昔に伝わったとされている。
沖縄には15世紀ごろ中国から伝わる。
マクワウリの仲間でつる性の一年草です。
夏に黄色い花が咲きます。
果実は円柱形で、ここ沖縄では果皮が完熟し赤褐色となり硬くなったら収穫する。
他府県では果皮が白いうちに収穫するので「シロウリ」となったようです。
奈良漬の原料として有名です。
沖縄では「モー」と発音する意味は原野や毛のことを指すことから、草原に這わせるよう
に栽培した「ウリ」という事から「モーウイ」となったと推測されています。
水分を多く含み、ビタミンC やカリウムなどを含み、むくみに効用があるようです。
浅漬けや、酢の物にしてさわやかな食味と歯触りが良く夏の食材として重宝されています。