今日は大暑・明日は第33回座間味ヨットレース

鉄瓶・錆び鉄

2010年07月23日 17:15

 このレースは33年以前は糸満~座間味間のヨットレースでしたが、
祖国復帰を記念して行われた沖縄~東京レースに由来するのです。
第一回の沖縄~東京レースは那覇港沖から神奈川県三浦半島城ケ島沖までの
日本で最長のヨットレースでした。
全国の外洋ヨットマン達がパスポートを持って参加したのです。
その頃はそれこそ水杯を交わし相当の覚悟で参加したのです。
今のようにGPSや気象FAXも無く、気象庁の電波で天気図を聞き書き写し、
天測やDFで位置を出し凡そ8~12日かけて神奈川まで航海したのです。
二年に一回のこのレースで3回目だったと記憶していますが、



この座間味レースを沖縄~東京レースのプレレースとして開催するようになり、
多くの県外からの参加者が慶良間諸島の海域の素晴らしさに感動し、
以後、ヨットマン達の究極のゲレンデとして知られるようになり、
現在にいたっているのです。
沖縄のヨット愛好者は毎年このレースを続けてきた国内でも歴史のある
ヨットレースです。



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