沖縄島野菜のウンチク

鉄瓶・錆び鉄

2008年07月29日 14:39

ツルムラサキ・蔓紫
 本島ではビジュン、ジービン・八重山でカンダティと呼ばれている
熱帯アジア原産のつる姓の作物で古くから海岸や野山に自生している。
年間を通じ中葉の脇から肉質の長い花柄を出し、多数の小花を咲かす。
花の色は白色から帯紅色となり、花弁はない。開花後ガクは大きくなり、
球形の偽果になる。紫色を含むことから「むらさき」と呼ばれている。
形状として、薄緑色系の野生種、緑色系のアルバと赤紫系のルブラ、
品種改良された緑大葉系に加え紫系が導入された事から
「ツルムラサキ」とも呼ぶ。沖縄では夏場の野菜として用いられている
ビタミンA、カルシュウム、カリュウム等を含む。
胡麻和え等にして食す。サラダにもつかわれる。

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