ゴーヤーの話
ゴーヤーの事について一口にゴーヤーと言ってもアジアには色々な種類があります。
沖縄では「
アバシーゴーヤー」「
中長ゴーヤー」「
群星」「
汐風」「
白レイシ」等々
ご存じ「
アバシーゴーヤー」は沖縄在来の短太品種でアバシとは魚のハリセンボン(
アバサー)
から来ています。ずんぐりとした形が似ているからでしょう。
「
中長ゴーヤー」は長さ25~30センチぐらいで紡錐形をしています。スーパー等でよく見る
一般的な品種です。
「
群星」は1991年に誕生した新種、品質がよく病害虫に強く収穫率が高いのが特徴。
「
汐風」は群星と寒さに強い在来種をかけ合わせた品種。通年栽培が可能で、冬は
ハウスで栽培している
「
白レイシ」その名の通り白いゴーヤー丸く大きいイボを持っていて肉厚でジューシー
苦味もマイルドなので生食向きです。
タイのゴーヤーはイボイボが無くツルっとしています苦みが少なくサラダなどに向いています。又、小さくて苦みの強いゴーヤーもあります。
ベトナムでは大きくてトゲトゲして白っぽいのが特徴的です。また、ニガウリと豚肉の和え物があり沖縄のゴーヤーチャンプルーを思わせる料理があるようです。
台湾のゴーヤーは白レイシに似た白いゴーヤーをよく見かけます。味は淡白で苦味も少なく、サラダや豚肉と一緒に煮込んだりするようです。
他にもインド、マレーシア、バングラデッシュ、スリランカ、中国等でもゴーヤーは栽培されています。
5月8日は「ゴーヤーの日」です。
ゴーヤーbook 植松良枝 著 より
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