ウコン
ウコン・(鬱金:ショウガ科)
ウッチン(本島)、ウキャン(宮古島)、ウギン・ウッキン(八重山)、フーチヌ(国頭)
熱帯アジアからインド原産の多年草作物。日本へは14世紀頃渡来したといわれている。
沖縄には中国から15世紀頃渡来した。草丈は1~1.5メートルになる。
根茎色は白色系・橙黄系・紫系等がある。
共通して独特の根臭がある。西表には在来種と言われるウムザ・ウコンがあるが、
アカホオオショウガの系統と思われる。
春にピンクの花を咲かす根が
黄色の春ウコンを、正式名は姜黄(キョウオウ)。
葉の裏にビロード状の短毛がある。
秋に白色の花を咲かす
秋ウコンの根はオレンジ色に近く
単にウコンと呼ぶ。
葉の裏に短毛が無いことから簡単に区別ができる。
6~7月に紫の花を咲かす
紫ウコンはガッシュと呼ばれている。
一般的に
秋ウコンはクルクミンの含有が高く、沢庵の着色やカレーに利用される。
春うこんは薬草として製薬原料や健康飲料などに多用されている。
紫ウコンは整腸作用があるとされているが、効能の表示はほぼ共通している。
沖縄の伝統野菜と食材より
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