クズウコン
クズウコン・(竹芋・クズウコン科) クジキン(本島)・アラムトゥ(首里)・アロルート(八重山)
北アメリカ原産の多年草湿地に自生し葉は節に互生し、草丈は180センチにもなる。
地下に多肉質のタケノコに似た地下茎をつくる。この事から竹芋と呼ばれている。
葉はカンナに似ており、英名のアロールートは矢羽根の意味である。
ミズカンナや
カラテヤとも呼ばれている。観葉植物や切り花として知られている。
戦前から栽培されていて含有している白い澱粉は良質の食品であり市販されている
甘味料
ソーマチン粉末は種子より抽出したタウマチン甘味料で、甘味は砂糖の2千~3千倍にもなる。
根は炒め物にすると柔らかいジャガイモのような食感である。
澱粉は白い粒子で強い粘性がある。消化吸収が良いので腹痛後の痛みと炎症を鎮める。
別名
「矢根粉」とも呼ばれ、病人食や乳児食にも利用されている。
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