話題の「アグー」豚の話
当店では開業してしばらくして、いわゆる
「アグー」の網焼きをメニューに載せています。
開店当初の13年以上前はあまり知られていない豚肉の種類でした。
さて
、「アグー」とは一体どのような豚なのでしょうか?
「沖縄の市場文化誌」(小松かおり著)から抜粋してご紹介したいと思います
私もこの本でアグーを詳しく知ることができました。
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戦前まで沖縄の豚の大半を責め占めていた小柄な黒豚「アグー」で戦禍によって激減し
戦後の外来豚の大規模な導入によって絶滅していったと考えられていた。
しかし、少数の篤農家が趣味的に飼育していた。(琉球犬トゥラーの話に似ていますね)
1981年ごろ、名護博物館準備室の室長がそれらの内数頭を譲り受け、さらにそれを引き取った
北部農林高校の教授らが、「昔ながらの」豚を目指して戻し交配続けた。
業界は酔狂なこととして相手にしなかったが、1998年ごろテレビで紹介され
この島豚が幻の在来種として注目を浴び、さまざまな品種を掛け合わせた「アグー」が
商品化されました。以来アグー系のブランド豚は市場内でも普通の豚の2倍以上の値で
高い人気がある。・・・・
当店では写真のようにユズ胡椒を添えて提供させていただいています。
切り身の端にちょっと付けrて召し上がってください、意外とイケると思います。
「アグー」話はまだまだ続きます。
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