まずは興南高校優勝おめでとう。
昭和43年初めて沖縄の高校野球チームが甲子園ベスト4に勝ち進んだ時の
興南高校を覚えています。その時私は太平洋をハワイ~サンフランシスコに向かって
洋上にいました。船内に張り出された、時事報新聞(無線によるFAX新聞の様なもの)
でその活躍を読みました。懐かしく思い出されます。
私の首里高校時代に甲子園で日大山形に勝ったのです。沖縄勢が初めて甲子園で
一勝した時です。その頃からすると、今は実に強く成っているな、と思います
さて、前回の日本国では675年から明治維新まで公式には肉食が禁じられていた事を
書きましたが、私達、琉球・沖縄ではどうだったのか、たまたま読んだ本に書かれていました。
「1477年に記述された朝鮮の正史「李朝実録」の中に琉球には牛、馬、豚、山羊、鶏
等が家畜として飼育されている。と記録されているとの事。
また、同じ年に与那国島に漂着した済州島民・金非衣(きんぴい)の記録によると
沖縄本島では馬、牛、山羊、豚、アヒルを飼育していて、その肉を市場で売っていた。
という記録があり、その頃には一般庶民の間にも畜肉を食べていた事がうかがえます。
また、豚肉が一般的になる17世紀頃までは、牛肉を主に食べていたとされ、
その裏付けの一つに、16世紀の中国への貢物の中に牛革が記されているとの事。
その後1776年、琉球王府役人の羽地朝秀が定めた羽地仕置によると
「農村部では祭礼の時にむやみやたらに牛を潰してはいけない」
という規定が当時の琉球にあったそうです。
一方、山羊については15世紀には既に飼育されていたという記録があるようです。」
との事で、ヤッパリ沖縄県民は
「シシジョーグー」なのでしょう。