話題の「アグー」豚の話
何年か前の投稿のコピーです
しばらく投稿していませんでしたが、やっと時間ができました。
移転後何かと雑用が多く、年賀状の発送が間に合いませんでしたので、
先週「寒中見舞い」として御贔屓方に挨拶をさせていただきました。
また、確定申告もあり年始から今までその整理に追われていましたが、
やっと申告も済ませ、日常のペースに戻りました。
来週は、このブログにも書きましたが
「全国芽生会連合会」の理事会が
那覇で開催されますので、少し緊張しています。ネットにもこの会の会員店が
掲載されていますので覗いてみてください。
さて、
アグーの話ですが、前回から少し大急ぎで話をすすめると。
戦後アグーは見捨てられた状態になっていたのを、
1971年名護博物館の創立に向けて資料を集めていた
島袋正敏さんが沖縄の文化として遺伝資源を守ることが大切と考え、
生きた家畜を展示することを構想し
琉球犬「トゥラー」や「宮古馬」「在来のヤギ」そして「島豚」を集めたが、
生きた家畜の展示が難しくなり島豚は1984年北部農林高校の太田朝憲先生が引き取り、
近親交配により更に在来の島豚に近づける努力をした。
約10年かけて戦前の形質と資質に近い「アグー」が誕生したのです。その間に奇形や、
産子数の減少など様々な弊害を乗り越えた結果です。
この系統は「北濃系」と呼ばれ現在の「
アグー」の基礎となったのです
「沖縄の市場」小松かおり著 より
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