2016年06月15日
ゴーヤーの話 2
先日、安谷屋純一先生(エスカル・クッキングスタジオ主宰・06年フランス料理アカデミーの称号を取得08年厚生労働大臣表彰)が書かれた「チャンプルー私的解釈」として以下のような趣旨の記事を読み、私が今まで理解していたチャンプルーが間違いではなかったと意を強くしました。
先生は教室でゴーヤーチャンプルーを教える時は塩の塩梅で素材の持ち味を生かしてシンプルに作ることを指導しているとのこと。「チャンプルーの本質は変わらないから良いのではなく、変える必要がないから良いのである」との事。
安谷屋先生が読まれた、友利知子先生著「チャンプルーとウチナーごはん」によると
・・・・チャンプルー料理とは豆腐と野菜の炒め物を言いい、
語源は様々な説があるようですが、簡単なご飯「喰飯(シャポン)」や野菜と豆腐を炒めたお総菜「炒腐児(シャオ・フ・アル)」や細かく切った豚肉や野菜を炒めてスープで煮た「雑砕(チャプスイ)」等とかかわりがあるようです。インドネシアには「ナシチャンプルー」と云う料理があり、訳すると混ぜるとの意味のようですが、これも中国からの「喰飯」がベースになっており、束ねて考察すると「チャンプルー」のルーツは中国との交流なしには考えられない。・・・・
しかし誰でもが食べられる様になったのは意外と浅く昭和30年~50年代ごろの高度成長期とともに大きな変化をもたらしたとの事。この頃からシンプルな料理がアメリカ食文化の影響でベーコン、ハム、コンビーフ、ポークランチョンミート等の肉の加工食品が登場し、結果としてボリュームが増え必然的に栄養過多に至ったのです。長寿県沖縄が危惧され始めたのもそのころなのです。・・・・との記述が友利先生の本に書かれていて、安谷屋先生もその事に賛同されているようです
この記事は10月22日の週刊レキオに書かれていました。
当店「ままや」のチャンプルーには肉の加工食品は創業当時から入っていません、ご安心を。
先生は教室でゴーヤーチャンプルーを教える時は塩の塩梅で素材の持ち味を生かしてシンプルに作ることを指導しているとのこと。「チャンプルーの本質は変わらないから良いのではなく、変える必要がないから良いのである」との事。
安谷屋先生が読まれた、友利知子先生著「チャンプルーとウチナーごはん」によると
・・・・チャンプルー料理とは豆腐と野菜の炒め物を言いい、
語源は様々な説があるようですが、簡単なご飯「喰飯(シャポン)」や野菜と豆腐を炒めたお総菜「炒腐児(シャオ・フ・アル)」や細かく切った豚肉や野菜を炒めてスープで煮た「雑砕(チャプスイ)」等とかかわりがあるようです。インドネシアには「ナシチャンプルー」と云う料理があり、訳すると混ぜるとの意味のようですが、これも中国からの「喰飯」がベースになっており、束ねて考察すると「チャンプルー」のルーツは中国との交流なしには考えられない。・・・・
しかし誰でもが食べられる様になったのは意外と浅く昭和30年~50年代ごろの高度成長期とともに大きな変化をもたらしたとの事。この頃からシンプルな料理がアメリカ食文化の影響でベーコン、ハム、コンビーフ、ポークランチョンミート等の肉の加工食品が登場し、結果としてボリュームが増え必然的に栄養過多に至ったのです。長寿県沖縄が危惧され始めたのもそのころなのです。・・・・との記述が友利先生の本に書かれていて、安谷屋先生もその事に賛同されているようです
この記事は10月22日の週刊レキオに書かれていました。
当店「ままや」のチャンプルーには肉の加工食品は創業当時から入っていません、ご安心を。
http://r.gnavi.co.jp/f472900/
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Posted by 鉄瓶・錆び鉄 at 17:04│Comments(0)
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