てぃーだブログ › 男の独白 › 2017年03月

【PR】

  

Posted by TI-DA at

2017年03月31日

今時の労働時間の話題について。

いわゆる「労働基準法」は昭和22年に制定されていて、要約すると
第一条は労働者が人と足るに値する生活を充たすもの
第二条は使用者と労働者は対等である事とを基に互いに約束を交わし遵守する事
第三条は国籍、信条、身分を理由に賃金、労働条件等を差別してはならない
第四条は男女の差別的取り扱いをしてはいけない。
と云うよな事が書かれています。
戦後の日本復興期に多くの労働者が工場や会社に就職する中で、一定の働く上での
基準を設けて平等に給料を得て生活を向上させていった戦後の経緯があり又その効用も
あったことは私自身が、昭和30年後半から40年代をその恩恵を受けて育ってきた
ことから良く身に染みている事です
しかし、現在の労働とはみんな揃って同じ時間を仕事に費やし毎日決められた手順で
同じ様な事をする時代から、同じ時間の中から新たな方法や、価値を探し出し、
能率よく手順を変化させ効率を上げていくことが求められ、さらに個人の閃きや、
グループのアイディアが評価され、其の事が新たな仕事に成り、事業となっていき、
それが成功者と言われているような時代です、
一方、それこそ毎日年中同じことを積み上げ、それでも日々微微たる変化を
積み上げていく「職人」と言われる労働者も居ます。
多くの建設業に関わる職種、伝統工芸品に関わる職種、無形文化遺産となった
和食に関わる職種等々。多くの職人と言われている労働者が実は、
日本を含め世界中の生活者の中の潤いや癒しを提供してくれていると思っています。

この様な仕事を生業としている労働者も一般的な工場や会社で働いている
労働者と同様に一日8時間週40時間月残業100時間等と云う時間で働く事が
良い社会なのでしょうか?仕掛けたら途中で止める事が出来ない作業や仕事が
世の中には沢山有ります。
例えば、漆を塗っている作業を8時間来たから途中で止められますか?
出来る時と出来ない時もあるかと思いますが、職人と呼ばれる職業に、
労働基準法を順守しなさいと言ってもその通りには行かない職業もある事を
理解していただきたいと思っています。
昨今料理学校でもこの労基法を教えていますが、その事は決して教えるな
と云う事では有りませんが卒業し料理屋に勤めて労基法通りの
職場が幾つ有るのでしょう。大きなホテルや会社組織の料亭やグルメチェーン店
ぐらいでしょう。多くの飲食店はその様な労働基準では成りゆかない事が当たり前です。
外国しかり。しかし、学校で労基法を知った卒業生は、
その事で労基署に違反だとして訴える事案もあるのです。
其の事で違反者として罰せられた知人の経営者もいるのです。

徒弟制度と云う労働環境で働く職場がある事を料理学校や職業学校の先生方は
教えるべきと考えています。教えているとは思いますが。
個人的な考えですが、おおむねキリスト教的背景のある人々は、
労働を与えられた罪の償いとして感じているのではないのでしょうか、
東洋的八百万の神の下では働く事は自身を高める行為として居るように思います。
とは言っても、現代の労働環境は肉体的な労働から頭脳的な労働が
多くなってきている時代ですので、一定の法的基準が必要なのも理解できます。
繰り返しますが、日本の文化に限らず国や人種を問わず文化的職業(職人的)
にあまり法的基準を当てはめ違反者は罰するというような風潮は
行き過ぎない事を望んでいます。

  


Posted by 鉄瓶・錆び鉄 at 18:00Comments(0)へそ曲がりの言い分

2017年03月01日

最近うまんちゅ市場に出て来た面白そうな野菜色々

久しぶりに女将に連れられて糸満に行きました。
そこで見たあまり見かけない野菜を見つけましたので、つい撮ってしまいました。
洋食系の料理人には珍しくないのかもしれません。









如何ですか、パパイヤも「青物」と「果実」とが有ります。(沖縄では当然に使い分けています)
カリフラワーの色がこんなにある事を知りませんでした。
最近様々な野菜などに栽培を挑戦する農家が居る事は頼もしい気がします。
是非十分プロの味覚に通用する品質に成って行くと良いかと思っています。
スマホの使い方にまだ十分使い慣れていなくて、自撮りしてしまいましたので
ついでに載せます。

  


Posted by 鉄瓶・錆び鉄 at 18:30Comments(0)沖縄の野菜