てぃーだブログ › 男の独白 › 2008年07月

【PR】

  

Posted by TI-DA at

2008年07月29日

沖縄島野菜のウンチク

ツルムラサキ・蔓紫
 本島ではビジュン、ジービン・八重山でカンダティと呼ばれている
熱帯アジア原産のつる姓の作物で古くから海岸や野山に自生している。
年間を通じ中葉の脇から肉質の長い花柄を出し、多数の小花を咲かす。
花の色は白色から帯紅色となり、花弁はない。開花後ガクは大きくなり、
球形の偽果になる。紫色を含むことから「むらさき」と呼ばれている。
形状として、薄緑色系の野生種、緑色系のアルバと赤紫系のルブラ、
品種改良された緑大葉系に加え紫系が導入された事から
「ツルムラサキ」とも呼ぶ。沖縄では夏場の野菜として用いられている
ビタミンA、カルシュウム、カリュウム等を含む。
胡麻和え等にして食す。サラダにもつかわれる。  

Posted by 鉄瓶・錆び鉄 at 14:39Comments(0)沖縄の野菜

2008年07月08日

沖縄島野菜のウンチク

カラシナ・芥子菜
 本島ではシマナー、宮古ではミヤークナー、八重山ではスマナー、奄美ではスミナ
アブラナ科の野菜で中国から渡来した。育成旺盛で吸肥力が極めて強く沖縄県の特徴ある野菜である。
茎の長さは1メートル以上にもなり、淡緑色で葉の長さは60~80cmもの大葉となる。
年間を通じて栽培でき、秋から春にかけて枝先に黄色の十字状の花が咲く。
食味は特有のピリリとした辛味が食欲をそそる。
「シマナーチャンプルー」は郷土料理の代表的なメニューである。
粟国村では正月料理の一品として利用されている食材です。
「タカナ・高菜」は「からし菜」の一種で
食材として栽培されているものには、大葉タカナや三池タカナ、青葉タカナなどの品種がある。
中国ではカラシナを「芥」・タカナを「大芥」と区別している。
効用として風邪の引き始めに葉茎を食べると良いようです。

(参考 西大八重子「沖縄野菜の本」・沖縄共同青果株式会社「伝統野菜等と食材」)  

Posted by 鉄瓶・錆び鉄 at 14:13Comments(0)沖縄の野菜