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2011年04月29日

大震災から十年後の希望の話 第3章 改革(改制)

この話は、私の得た情報と年の功的知識から、大震災から10年後を想像して書きました、
でも結構確かなデータも含んでいます。物語風にして、私が久しぶりに上京し、
友人の店が3号店を開店したのでお祝いに行く、という設定です。
(使っている写真は海外記事からです)
大震災から十年後の希望の話 第3章 改革(改制)
大震災から十年後の希望の話 第3章 改革(改制)
災害に会われて大変な状況下にある多くの方々に心からお見舞い申し上げます。

第3章 改革(改制)
耐震と免震構造は一段の進化を遂げ、高層建築のエレベータは非常時に近くの階まで動き
扉が開く事により、閉じ込め事故は無くなっていたが、
停電時には最小限のエレベーターが自家発電や蓄電池により少なくとも一週間は動く
ことが建築基準となったようだ。
あの時30階、40階まで階段を登ったという苦労話は今は無くなった。
高層住宅の家具は原則造り付けと成り、家具の倒壊による人的被害は最小限に
設計されるようになった。建売住宅の家具も同様な基準が適用されている。
大震災から十年後の希望の話 第3章 改革(改制)
一方、風力発電は全国にあの頃440基以上あり、設置条件が平均風速6m/h以上
となっていたが技術革新により多少の条件緩和があるようだ、
風力に対する変換効率向上はあまり無いが、やっと50%になり、かなり実用されている。
しかし、自然任せの発電に変わりはなく夏の無風事態の対応と、
羽が回転する時の低周波騒音と蓄電池とインバーターを組み合わせた安定電圧と
電力供給時間が課題となっている事でそれほど多くの増加はないようだ。

これまで発電と配電が一体であった電力会社はその業務の分離で次世代送電網
の確立や広域単独電力会社は分割され、加えて電力を得る為の多様化と分散化は
エネルギー危機に対する施策に鑑みアナログ的な水車発電や海水揚水発電等も
小需要地域やその敵地よっては、これらの組み合わせで十分に利用されつつある。
一部には波動発電、深海と海面の温度差を利用した海洋発電も実用化の一歩手前という。
海辺の街には朗報である。
大震災から十年後の希望の話 第3章 改革(改制)
あの震災時には国内電力需要の約四分の一の24%を原子力発電所で賄っていたが、
福島の廃炉以後、新たな原子力発電所が建設されたことは聞かない、でもあの原発事故以後、
世界的にその安全性への関心が高まり、安全基準や建設方法の積極的進化があり
いずれ再び建設されることは明らかである。

大震災から十年後の希望の話 第3章 改革(改制)
大震災から十年後の希望の話 第3章 改革(改制)
それは、枯渇していく化石燃料に頼る事が出来ない事は世界的に明らかで、
加えて隣国をはじめアジア新興国の電力需要を賄えないからである。
我が故郷の沖縄でも原発の必要性はあの時以前から論じられていた
いつまでも化石燃料に頼る事が出来ないのは明白だからである。
しかし、あれから10年未だに建設の動きはない。
きっと本島の近くの無人島が候補となり、静かに研究を重ねている事だろう。

日本のエネルギー輸入依存度は全体で80%以上にもなり化石燃料にいったっては
100%であることは今も変わらないが、
あれからは国民全体がその消費と工夫と技術革新によって総需要は下がり今はもう、
輸入依存度は18%以上も減少していると、この前のエネルギー白書に書かれたいた。
自動車の電化は進み、ガソリン車は全体の65%以下となりハイブリット車と電気自動車の
普及は需要増と共に価格も下がり、あと十年もすると化石燃料車は全体の15%程度になる
見込みと国は見ているらしい。
船舶に於いてもエンジンは化石燃料から原子力へと少しずつシフトしている。
当時から軍事的船舶は原子力エンジンを積載した空母や潜水艦等は存在していた事から、
次第にその技術は民間にも開放され導入が始まってきた。
家庭電化製品は新しい素材やLED電球、プラズマ発光等々の発達により、
天井全体や壁の一部が照明器具となり冷蔵庫、IH調理器、空調機等は一段の省エネが進み、
その殆どを住居の屋根や、法定化されたマンション屋上のソーラーパネル等によって得られる
エネルギーによって一部が賄われる事になってくるようだ。
夜間の照明については自然界に存在する様々な生物の持つ熱を発しない発光システム等の
研究が実用化されてきたことが大きいと云う。
大震災から十年後の希望の話 第3章 改革(改制)
あれから、国は国家の非常事態に対応する組織の改革に乗り出した。
それは当時の国の指導者や政党の混迷ぶりに、国民は新たな指導者と政治体制を求め
政治家も、政党も国民を幸福にしない国から、真の主権者である
国民を幸福にするための政治
に心がけるように成って来たからである。

下の画像は地震の発生源から太平洋上に拡散する津波のシュミレーション画像です大震災から十年後の希望の話 第3章 改革(改制)

第4章に続く・・・・・



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Posted by 鉄瓶・錆び鉄 at 14:28│Comments(0)私のTUBUYAKI
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