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2016年09月29日

沖縄島野菜のウンチク

クゥンゾウ・カンゾウ(和名・あきのわすれなぐさ)ゆり科・
一般的には甘草/カンゾウと呼ばれている。
 台湾から日本を原産とする多年生常緑作物で、沖縄から南九州で多く栽培されている。
極めて強健な作物で、葉は扇状に開き、花の色は赤橙色が多い。
一見するとユリの花を思わせます。
沖縄島野菜のウンチク

漢方薬のカンゾウはマメ科の多年草でまったく異なる。
薬用のカンゾウはホンカンゾウの事を指し、主に根と花を利用します。
今日のクゥワンゾウは萱草が正式な名称で、この萱の字は「憂いを忘れる」の「忘れるの」意です。
この萱草(ケン・ソウ)が方言で訛り、クワン・ゾウと変化し、
さらに当て字で甘草となったようです。
花を観賞用としても楽しみますが、食用として葉の柔らかい部分や若芽を利用します。
また、地域によっては花を朝の味噌汁の具にするようです。
葉や若芽は「入眠効果」があります。
沖縄島野菜のウンチク

ままやでは時々「お浸し」などにしてメニューに出たりします。
八重山ではニイブイカンソウ・宮古ではシファンシアと呼ばれているようです。
沖縄島野菜のウンチク

     「沖縄伝統野菜と食材」より




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Posted by 鉄瓶・錆び鉄 at 13:52│Comments(0)沖縄の野菜
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