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2016年06月10日

話題の「アグー」豚の話

何年か前のブログの再掲載です。

 あけましておめでとうございます。
ままやも今年で満14年になります。
両親が残してくれた実家に店を移して初めての正月ですが、
早々から休みが続いて申し訳ありません。女将が今流行の風邪になり
やむを得ず休む事になりました。
  さて、昨年から「アグー」の事について書かせて頂いていますが、
「沖縄の市場」(小松かおり著)からの引用です。
記述によると、つい最近まで近所の皆で豚をつぶしラードや保存のために塩漬けにする事が
一般的であった事のようです。
私も久茂地小学校に通っていた頃、近くに豚を飼っていた家が有ったことを思い出しました。
高校時代には末吉の川(安謝川上流)の両岸に多くの豚小屋があり
その排水が川を汚している事が問題と成っていた事も思い出しました。
・・・・・・・・・・・・本の記述によると・・・・
 那覇の市場では豚の内臓、足、耳等のほとんどの部位が手に入り、料理方法も発達している。
豚肉の解体方法と部位の名称は地方によって多少の差があるが、大分類としては、
シシ(肉)、フニ(骨)、アンダ(脂)、チー(血)、ウチミ(内臓)、カー(皮)等に分類される。
那覇の公設市場には1990年の調査当時豚肉を主に扱う精肉店だけで22店舗あり、
ブタの31の部位が商われていた。
島豚の体型や特徴は畜産行政にかかわってきた宮城吉通氏によると次のようにまとめられる。
1・毛皮は全身黒色で固く長い。
2・顔鼻は長く目は小さい。
3・顔には深い八字型の皺がある。
4・耳は大きく厚く垂れ、顔を覆っている。
5・背は凹み短く、腹は垂れ地面に接触しがちである。特に授乳母豚はそれが著しく、
  乳房を地面から引きずって歩いた。
6・後躯の発達は極めて悪く前勝であり、肋張りは悪い。
7・四肢は粗大、繋ぎがゆるいため、副蹄は地面に触れるほどである。
8・尾は太い。
9・体質強健で病気に強く、粗食に耐え、保育能力が優れている。
10・発育は遅いが、肉質は良好である。
・・・・・・・・・
 と特徴が記述されていますが何やら想像すると、グロテスクに感じますが
如何でしょうか。次回にできるだけその写真を探して掲載したいと思っています。
  まだしばらく続きます。



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Posted by 鉄瓶・錆び鉄 at 20:23│Comments(0)「ままや」のメニュー
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