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2017年05月03日

観光立県?本当にこのままでいいのか?

常々沖縄の観光事情について疑問に思うこ事
観光立県?本当にこのままでいいのか?



1・毎年増やす計画の観光客数 観光客1000万人って本当に大丈夫?
2・ホテルや宿泊設備は造っても、そこで働く人材は本当に大丈夫?
  十分なサービスが出来ますか?
3・県内で消費される飲食に関する材料とその廃棄物の処理は大丈夫?
  ごみ処理能力は本当に大丈夫?
4・使われる「水」は?その後の浄水場の処理能力は?
5・これ以上車がが増えても大丈夫?道路にあふれたレンタカーは何処へ?
6・電気は?

1000万人年間沖縄に来ると単純に一日約3万人弱の人が来県する事に成り
平均2泊すると6万人弱の観光客が県内に逗留しているぐらいに成ります。
この方々が飲食する量はその殆どが県外から搬入されます。
そして、運搬に使われる梱包資材はその殆どがプラスチックや発泡スチロール
又は段ボールです。
お気づきになる方もいると思いますが、市場やスーパー等食品を扱っている
施設の裏側はそれらの梱包資材の廃棄物でいっぱいです。
回収されたこれらの廃棄物はゴミ処理場に、紙、ガラス、金属類はリサイクル場
に運ばれますしかし本島内の処理場は最早その能力が有るのでしょうか?
新しい処理場を建設することが出来るのでしょうか?
特に本島周辺の離島に至ってはこの問題は深刻です。

最近求人倍率が1になったと発表されましたが、
ホテル業界は慢性的に人手不足と高い離職率です。
この事は巷の飲食店もしかり、人手不足で閉店、縮小、、サービス低下を
招いています。もちろん中には、観光客の増加で潤っている飲食店もありますが
職人がいい仕事をしている店ほど人手不足なのです。理由は色々ありますが、
一番は人件費です。
私達も観光に県外に出かけると解放感から風呂やシャワー等にふんだんに
水を使います。来沖されるお客様も同様でしょう。

食べたら出します。それらは下水道を通じて処理場に行き浄化
されて海に放水されます。一部施設には中水として再利用されている施設や
ホテル等もある様ですが、微微たるものです。
県の道路面積に対する自動車の割合は具体的数字は存じませんが、
地域によってはじきに飽和状態となるでしょう。
モノレールや路面電車、軌道電車等が計画されているようですが、
間に合うのでしょうか?
県は観光事業に力を入れている事は十分理解できますが、
統計上の数字が上向いている事にとらわれていると本来の沖縄の人情の良さや
自然環境の素晴らしさを見失ってしまうのではないかと
思ってしまいます。
南太平洋の小さな島々の観光地には年間の入域者を制限し住民と観光と経済の
バランスを取っている島もあります。伊是名島や座間味島なども島に入るときに
いくらかの費用負担をしてもらっているようですが、沖縄県全体として、
観光入域税等の課税を考える時ではないでしょうか。
県民の日常の生活がやりにくくなってきている今日この頃です。
何よりの気がかりは、ちょっと前まで爆買いと言ってた事がすっかり縮小し
SNS頼りの購買になり、観光客数は増えても単価は下がって来ました。
その後はお客様は何処に行くのでしょうか?県民は引っ越せません。
最近の紙上に笛吹けど踊らない沖縄観光の様な事が書かれていました。
観光市場に参入してくる企業や事業者はその殆どが県外からです。
市場に魅力が無くなったら何処へ・・・・・



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Posted by 鉄瓶・錆び鉄 at 05:06│Comments(0)へそ曲がりの言い分
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