2011年02月03日
いい正月でーびる・明けましておめでとうございます
沖縄ではいわゆる「おせち料理」は有りません。
農耕生活の中で新年はその儀礼のひとつとして、豊作と豊漁を祈願する行事でした。
年が明けると「若水」を「火の神」に供え、仏壇には若水で建てたお茶を供えたり、
盛塩を邪気を払うものとして供えたようです。
その他には門や火の神に若松を飾ったり、仏壇や床の間に花を生けたり
花米を供えたりしたようです。
又、重箱の上に花米を盛りその上に炭を巻いた昆布とミカンを飾ったとの事。
正月に豚料理を食べる習慣以外にとりたてて正月料理は無かったようですが、
其々の家庭の経済状況によっては、昆布イリチーやルーイゾーメン、田芋でんがく
等を戴いたようです。裕福な家庭は酒宴用の「東道盆」も用意されたとの事。
「ルーイゾーメン」(如意素麺)はソーメンの束を二つに分けて一方を糸で結えて茹で
冷やしてきれいに揃え器に盛り、その上に茹でた豚肉を千切りや椎茸、大根、
をダシ汁で煮含め、薄焼き卵やからし菜を乗せて、ダシのきいたかけ汁をそそぐ

東道盆は花いか・シシかまぼこ・島菜入りかまぼこ・田芋の空揚げ
豚肉のごぼう巻き・ミヌダル 等を六角の漆塗りの盆に盛った伝統的な料理

盛り込まれる料理はその格式等で異なっていたようです。
追伸 この「若水」と云う艇名を付けた大型の双胴ヨット(カタマラン)
オーナーが来店された事が有りその名の由来を尋ねたところ
まさしくこの旧正月の儀礼から命名したとの事、只今地球を
回っています。
農耕生活の中で新年はその儀礼のひとつとして、豊作と豊漁を祈願する行事でした。
年が明けると「若水」を「火の神」に供え、仏壇には若水で建てたお茶を供えたり、
盛塩を邪気を払うものとして供えたようです。
その他には門や火の神に若松を飾ったり、仏壇や床の間に花を生けたり
花米を供えたりしたようです。
又、重箱の上に花米を盛りその上に炭を巻いた昆布とミカンを飾ったとの事。
正月に豚料理を食べる習慣以外にとりたてて正月料理は無かったようですが、
其々の家庭の経済状況によっては、昆布イリチーやルーイゾーメン、田芋でんがく
等を戴いたようです。裕福な家庭は酒宴用の「東道盆」も用意されたとの事。
「ルーイゾーメン」(如意素麺)はソーメンの束を二つに分けて一方を糸で結えて茹で
冷やしてきれいに揃え器に盛り、その上に茹でた豚肉を千切りや椎茸、大根、
をダシ汁で煮含め、薄焼き卵やからし菜を乗せて、ダシのきいたかけ汁をそそぐ

東道盆は花いか・シシかまぼこ・島菜入りかまぼこ・田芋の空揚げ
豚肉のごぼう巻き・ミヌダル 等を六角の漆塗りの盆に盛った伝統的な料理

盛り込まれる料理はその格式等で異なっていたようです。
追伸 この「若水」と云う艇名を付けた大型の双胴ヨット(カタマラン)
オーナーが来店された事が有りその名の由来を尋ねたところ
まさしくこの旧正月の儀礼から命名したとの事、只今地球を
回っています。
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Posted by 鉄瓶・錆び鉄 at 07:00│Comments(0)
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