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2016年11月06日

沖縄の庶民の料理の代表「沖縄そば」

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沖縄の庶民の料理の代表「沖縄そば」
昨今、改めて「沖縄そば」が様々な味や具と麺の種類の組み合わせで
これが一番とコンテストも行われていますが、
私は昔風なシンプルなダシと素直な麺と一枚の蒲鉾とチョコンと乗った赤い生姜
これが好きです。
さて、様々な沖縄そばに関する物を読んでみると改めて知らなかった
事を色々知る事が出来、ご存知の方も多いと思いますが、その一端を記します。
読んだ本が古いのですが、2003年の時点で一日16万食の沖縄そばが
食されていたようです。今は20万食に成るかもしれません。
更に、その頃そばがメニューにある飲食店は300店ほど有ったとありますが
今はもっと有ると思います。
そのルーツは中国の福州にある麺と似ていることから。冊封使に随行した
料理人(包丁)が伝えたとか、久米閩人三十六姓によって伝えられたとの説もある。
初めて庶民に食されるようになったのはさほど歴史は無く、
明治35年4月当時の新聞に「支那そばや開業」の広告が載ったのが
資料にある事実で、明治40年当時の上之蔵に「ベェーラー」と云う
県人によるそば店が開店したようです。この方はそれまで中国人が
経営していたそば店で働いていた方が独立したと云われています。
その後明治42年鹿児島県人の商人が「森そば」
大正2年頃辻の遊女だった女性が「ウシンマーそば」を開店したと記録に有ります。
その後、続々とそば屋が増え特に芝居小屋の近くには多かったようです。
最初は「支那そば」と呼ばれ、ある時は「琉球そば」とも呼ばれていましたが
「沖縄そば」と呼ばれるようになるのは、復帰後「蕎麦粉」を使わないので法律上
「そば」の呼称が使えない事でそば業界が考えたのが「沖縄そば」そこで昭和53年に
名産特産品として「本場・沖縄そば」の呼称が認可・登録されたのであります。
沖縄の庶民の料理の代表「沖縄そば」
「ソーキそば」は昭和50年に登場したとあり、以来「てびち」「肉野菜」「フーチバー」
「ゆし豆腐」等々そのバリエーションは増えこれからもさらに増える事でしょう。
特に最近は本土で流行している豚骨ダシ系のそばも現れているようです。
料理は何時の時代も工夫とアイディアと異文化の吸収によって進化する物でしょう。



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